MaaS Tech Japanが、あらゆる移動データを統合・分析し、データに裏打ちされた交通施策を導くMaaSプラットフォーム「SeeMaaS（シーマース）」の第2弾として、「SeeMaaS ベーシックエディション」を12月2日より提供を開始しています。
SeeMaaS ベーシックエディションは、地域全体でのデータ把握・分析には、自治体や交通関連事業者が連携し、様々なデータを統合することが必要不可欠であるものの、各事業者が保有するデータの形式やシステムの違いにより、データの統合が困難な状況であるという課題を解決するためのもの。
対象エリアにおける移動実績データおよびMaaS関連データの統合・連携、可視化・分析を簡易かつ安価に実現することが可能ということです。
また、石川県金沢市では、2022年12月からSeeMaaSを用いた各交通課題の把握、施策の効果検証をおこなうプロジェクトの実施も検討されています。
今後SeeMaaSは、将来推計人口、人流データ、天気、消費などのMaaS関連データを活用した分析メニューも拡充し、デジタル田園都市国家構想の推進や地域交通のリ・デザイン、自治体における交通版EBPMの実現を支援するプロダクトして、自治体、交通事業者、一般企業へ展開していくとのこと。また、スマートシティ、BeyondMaaS軸での分析パッケージの提供も予定しているとのことです。
詳細：株式会社 MaaS Tech Japan「地域交通の課題解決とデジタル田園都市国家構想を後押しするMaaSプロダクト提供開始」