トヨタ自動車やソフトバンクなどが出資し、多様なモビリティサービスを提供するMONET Technologiesが、京都府宮津市でおこなわれている「医療MaaS実証実験」に協力しています。
本実証実験は、医療物品を搭載した車両に運転手と看護師が同乗し患者宅へ向かい、患者と病院にいる医師をテレビ会議システムでつなぎ、車内で診療をおこなうもの。
車両は他にも住民健診後のオンライン保健指導などにも活用しており、これら「医療MaaS」の試みは関西では初、全国でも4事例目とのことです。
人口減に伴う医療機関の減少や、医師の高齢化などが懸念される宮津市において、将来にわたり安心して医療が受けられる地域づくりを目指し、同社は医療MaaS用の車両の他、運行管理システムなどを提供しています。
【事業概要】
- 実施期間:2022年11月21日~2023年2月15日
- 実施内容:
医療機器などを搭載した車両に看護師が同乗し、患者宅へ向かいます。テレビ会議システムを通して、病院にいる医師が看護師に指示しながら車内でオンライン診療をおこないます。 - 対象者:
北部医療センターに慢性疾患で通院中の宮津市民の方で、状態が安定している方
※医師からオンライン診療についての説明を受け、実証への参加に同意した方が対象 - 対象エリア:宮津市内全域
- 診療日:月曜日、水曜日(祝日を除く)
- 実施体制(順不同):
- 宮津市(実施主体)
- 一般社団法人与謝医師会
- 京都府立医科大学附属北部医療センター(オンライン診療)
- 丹後海陸交通株式会社(車両の管理・運行)
- MONET Technologies株式会社(企画・運営、車両およびシステムの提供)
詳細:MONET Technologies「京都府の宮津市における「医療MaaS実証事業」に協力」